おやじの著書「自分を強くする動じない力」【三笠書房】の内容を元にした、おやじのコラムの紹介です。

毎日、「むすびの里」の手伝いに来てくれる飛鳥熊野本郷自治会の滝爪さん。
やはり自治会長で林業のプロ、狩猟のプロである自治会長の花尻さんが、図書室の裏1メートルのところに生えていた直径60㎝超のヒノキ等数十本の木をはやしてくれました。
私のチェーンソーではなかなか引けない木が、花尻さんの手にかかると、まるで豆腐のように切れます。
滝爪さんに「それだと木が切れる前に息が切れる」と言われ、見かねた花尻さんに歯を研いでもらうと、あら不思議!スパッと切れるではないか!!
家の屋根に倒れきそうな高さ30メートル超の大木も、72歳の滝爪さんが、木に掛けたワイヤーを引っ張ると、倒したい場所に倒したいタイミングでピシャリと倒れます。
さすが!まいりました!頓首!
熊野の神々、滝爪さん、花尻さんの御恩に応えれる自分でありたいと思います。
おやじ
今日の中日新聞に「熊野飛鳥むすびの里」が紹介されました。
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20181117/CK2018111702000018.html
今日、伐採して払った木の枝を薪にして、真っ暗になるまで焚火をしました。
薪が、最後の最後まで完全に燃え尽きて、真っ白なきれいな灰になる様子を見て、このように生きたいものだと思いました。
私は、熊野での自然と人々の繋がりこそ日本の伝統文化の生きた姿だと思います。
私が守りたい日本は、まさにこのような生きた日本の文化伝統です。
私は、その中の一員として精一杯生きていこうとおもいます。
むすびの里おやじ 荒谷