5月に植えたお米の苗の稲穂が花を咲かせました。
稲穂が出てくるこの瞬間が、本当に有難くうれしいです。
日本全国の休耕田を生き生きとした田んぼに再生できたなら、どんなに美しい国になるだろうかと思います。
7月22日~25日、ドキュメンタリー番組のプレゼンターとして数々の賞を獲得しているTodd Sampsonさんが、オーストラリアの人気番組「Body Hack」で日本の武道を紹介するため、オーストラリアの番組制作クルーと共に「むすびの里」に取材に来ました。
日本の武道を理解してもらう為には、武道の歴史や、その背景にある神道などの日本文化の理解が重要性だということを説明し、熊野古道、楯が崎、鬼が城、花窟神社、飛鳥神社なども取材してもらいました。
また、熊野鬼城太鼓の皆さんに、「むすびの里」で太鼓の演奏をしていただいたところ、たいへん感激して取材してくれました。
「Body Huck」の番組放映は来年4月、その後「Discovery Channel」等で世界に配信されるとのこと。
熊野と日本文化を広く世界の人々に知っていただければ幸いです。
※7/21追記 講師とテーマを追加しました。
【第6回「むすびの里定例勉強会」】
日 時:令和元年8月3日(土)17:00~19:00
場 所:熊野飛鳥むすびの里
講 師:久保智さん(熊野市議会議員)
テーマ:地方行政について
懇親会:同日19:00~21:00
会 費:2,500円(当日支払い)
宿泊希望の方は、プラス1,000円で、宿泊&朝ご飯を準備します。
お申込みはこちらからお手続きください。
7月13日から15日、20名の方が参加した「日本の歴史と神話の勉強会」が終講しました。
今回の講習では、古事記の中から、次の3つについて講義しました。
1.日本人の宇宙観、自然観、人間観の根本理解となる「産霊(むすひ)」について
2.日本人の生命観、死生観、歴史観の根本となる「修理固成(おさめつくりかためなせ)」について
3.日本人の生き方、正邪の基準となる「直霊(なほひ)」について
限られた時間で、これらの重大な意義について理解をするのは容易ではありませんが、熊野飛鳥の在所共同体が持つ力と禊行を通じ、皮膚感覚で感じ取っていただけたのは何よりでした。
参加者の皆さんが、日本の伝統文化に感謝し、よりよい社会を創るための実践の契機になったのではないかと思います。
仲間の伊藤三輝君のお爺さんが、手作りの檜風呂&杉風呂を「むすびの里」に寄付してくれたことがきっかけで、「むすびの里」露天風呂プロジェクトが立ち上がりました。
とはいっても、何しろ資金がないものですから、地元の皆さんのお手伝いと仲間の皆さんのよびかけによる募金によって実現したものです。
お風呂の燃料は薪。
本日、ついに薪窯に火をいれました。
火入れをしてから1時間、湯量1000リットルの檜風呂をお湯で満たすのに30分、きれいなお湯が張った檜の露天風呂にみんなで入りました。
奇麗な新緑を眺め、大又川の川の音を聞きながら入るお風呂は最高でした。
まさに、多くの方たちの「むすび」の力でできた「熊野飛鳥むすびの湯」!
御恩に感謝し、多くの方に入っていただきたいと思います。
皆さん!「熊野飛鳥むすびの湯」にどうぞおいでください!
なお、小野さん、小牧さん、葛城さん、宮本さんが呼びかけ人となって活動している「露天風呂募金」は、締め切りが8月末までとのことです。