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カテゴリー: 活動報告

「第18回東京民草の和をつなぐ会」及び「荒谷流東京武道教室」終講

東京民草の和をつなぐ会では「現状のロシアと大東亜建設期の日本を比較して」と題して講話しました。
戦前も戦後も全く変わらず世界の国々からありとあらゆるものを略奪・崩壊し国家を荒廃させる米英に対し、当時の日本と現在のロシアがいかに米英を認識し対処しようとしたかについての内容でした。

大東亜建設期の日本の考えの一部を紹介します。

大東亜の各国は、地理的、経済的、物価的必然から言って、その固有の理念からすれば共存共栄の実を挙げるべきはずであった。しかし、米英の毒手により大東亜を個々に分割し、長く横の連絡を取れぬようにし、米英のあらゆる妨害にもかかわらず我が国が強大となるや、大東亜の諸国をしてわが国を憎悪、敵対せしめる如く仕向けた。特に、米英は、日本の孤立を企んで、彼らの最も恐れる日支の結合を極力破壊せんとした。そこで、第一に日支の離間の為排日運動の扇動拡大に狂奔した。第二に日支衝突に向け蒋介石の俳日運動にあらゆる援助と便宜を与え抗日運動にまで推し進め支那事変を勃発させた。第三に支那事変を拡大永続させ日本の国力を消耗させるとともに、支那を破壊し米英の力に依存させることによって自らの野望を達せんとした。
これに対し、日本は、植民地から解放した大東亜の国々とともに、米英のような利己独栄的のものではなく、大東亜固有の道義に基づいた共存共栄、相互共済の本義による秩序を打ち立てようというのである。隣保親和の為には、大東亜の国々が相互にその自主独立を尊重しなければならない。大東亜戦争により、米英が独立を奪い利己的搾取の犠牲とした諸国を解放し、弱小国を軽蔑し劣等視する態度を改め、相互の間に聊かの軽蔑も追従もないおのずからなる親和を基調とする新しい世界を生もうというのである。

当時(80年前)の日本は、米英の本質について以下のように理解していました。
しかしながら、現状の日本は、まさに当時日本が危惧していたような米国の属国となってしまいました。

米英は、その経済的侵略手段として先ず文化侵略を行い、自国流の文化を強制してその国の伝統文化を失わせ、ひたすら従順性と隷属性を養い、その国民を去勢しようと試みた。
米英資本主義の支配下では、その国の経済機構は米英の市場たるに好都合なように造られ、一方では米英に必要な原料の清算のみを旨とし、他方では総ての生活必需品が米英の監督下に置かれるという風に仕組まれ、生存のためには米英への従属を余儀なくされてきた。

現在、当時の日本と同じように反露プロパガンダ攻撃を受けている露国プーチン大統領の言葉を見てみましょう。

西側のエリートは、国家の主権のみならず国際法をも否定しています。その覇権は、明らかな全体主義的、専制的、アパルトヘイト的性質を有しています。彼らは厚かましくも世界を自分たちの臣下である所謂文明国と、今日の西側の人種差別主義者によれば野蛮人や未開人のリストに加えるべきその他の国々とに二分しています。そして『ならず者国家』や『独裁政権』という偽りのレッテルを用意して、国民や国家全体にその焼き印を押すのです。西側のエリートは、以前同様、今も変わらず植民地主義者のままです。差別をし、世界の国民を1級国民とその他の等級とに分別しているのです。
我々はこれまでも、そしてこれからも、このような政治的民族主義と人種差別を決して認めはしません。西側の文明、すなわち新自由主義的文化を世界全体にとっての否定しようのないモデルであると西側自身が確信していることは、人種差別以外の何ものだというのでしょうか。『我々と共にない者は、我々の敵だ』というのが西側です。
欧米のエリートは、自分たちが為した歴史的犯罪の懺悔さえも他者に押し付けようとしています。自国や他の国々の国民に対して、例えば植民地時代の搾取等彼らがまったく関与しないことについて、非を認め詫びを入れるよう求めるのです。
そもそも欧米が植民地政策を開始したのは、中世に遡ります。その後は、奴隷貿易、アメリカでのインディアン虐殺、インド、アフリカの搾取、英国、フランスの対中国戦争へと展開していきました。この戦争の結果、中国はアヘン貿易のための開港を強いられています。欧米は、一国の民衆全体を麻薬中毒にし、土地と資源のために民族全体を殲滅し、獣を狩るように本物の人間狩りをしたのです。これは人間の本質そのものに反し、真実、自由、正義に反する行為です。
米国は、世界で唯一二度にわたって核兵器を使用し、広島と長崎を壊滅させた国です。
また第二次世界大戦中、米国が英国とともにドレスデン、ハンブルグ、ケルン等、数々のドイツの都市をさしたる軍事的必要性もなく廃墟へと変えたことも忘れてはなりません。そこに軍事的な必要性はなく、ただ見せしめのために行われたのです。目的はただ一つ、我が国を、そして世界を威嚇することにありました。日本での原爆投下もまた同様です。
米国はまた、ナパーム弾と化学兵器を使用して残虐な『絨毯爆撃』を行い、朝鮮半島とベトナムの人々の記憶にも恐ろしい傷跡を残しました。
米国はドイツ、日本、大韓民国、その他さまざまな国を今日まで事実上占領して、その国々を皮肉に対等な同盟国と呼んでいます。こうした国々の幹部が監視され、そのトップは官邸のみならずプライベートな住居にまで盗聴器を仕掛けられていることは、全世界の知るところです。これこそ恥辱と言えます。仕掛けた側にとっても、またこの厚顔無恥を黙って従順に奴隷のように飲み込む側にとっても、恥辱以外の何ものでもありません。
彼らは、臣下に対する命令や乱暴で侮辱的な脅することを『欧州大西洋の団結』の名で呼び、(ウクライナ等で行われる)生物兵器の開発や人体実験を高尚な医学研究と呼んでいます。
今日見られる大量の移民の流れは、まさしく彼らが行う破壊的政策や戦争、強奪がもたらしたものです。
そして今、ウクライナから穀物が輸出されています。『世界の最貧国の食糧安全保障の確保』という口実の下に、この穀物はいったいどこに向かっているのでしょうか。実はすべての穀物はヨーロッパの国々へと運ばれているのです。世界の貧困国に向かったのは、わずか5%のみでした。ここでもいつものペテンとあからさまな欺瞞が行われたのです。
西側の自信は、自分たちだけは優先だと考える悪名高い彼らの思考が発現しているだけでなく、西側が情報の飢餓状態にあることを直接示唆しています。法外に攻撃的なプロパガンダを使って、神話と幻想、フェイクの海に真実を沈めてしまったのです。嘘が信じがたいものであるほど、人はそれを簡単に信じてしまう。彼らの行動は、この原則に従っています。
しかしドルやユーロが印刷された紙幣を人々に食べさせることはできません。また西側SNSの膨張したバーチャル資本で家を温めることもできません。
そのためヨーロッパの政治家は、国民に対して食べる量や風呂に入る回数を減らし、家の中では暖かい服を着るように説得せざるを得なくなりました。一方、「ところで、なぜそんなことをしなければならないのか」とごく当然の疑問を問いかけた者は、直ちに敵、過激派、急進主義者と断定されてしまうのです。
彼らが自国の民に何をしたかを見てほしい。家族、文化、国民のアイデンティティを破壊、(性的)倒錯、児童虐待、小児性愛に至るまでがノーマルなことだと宣言され、聖職者、神父は同性婚を祝福するよう強制されています。
西側世界の何百万人もの人々が、自分たちが正真正銘の精神的破局に導かれていることに気づいている。はっきり言ってエリートたちは気が狂っており、もう手の施しようがないようだ。我々がすべきことは子どもたちを退廃と退化から守ることだ。
西側諸国がこれからも我々の社会を弱体化させ、分裂させようとすることは間違いない。彼らは常に国賊をあてにする。こうした者らはいつの時代でも自分の祖国を軽蔑するという変わらぬ毒を持ち、喜んで金を払う人たちにその毒を売って金を稼ごうとする。これはいつの時代にもあった。
直接的な裏切りの道を選び、我々の社会の安全や国の領土保全に対してテロなどの犯罪を犯す者たちは法的な責任を負う。だが、我々は今も昔も魔女狩りを行うキエフの政権や西側エリートのようには決してならず、祖国を拒んだ人たちと白黒つけることもない。そうした者らは良心が咎めようが、それを背負って生きていけばよい。
世界の歴史を見ても、ターニングポイントとなる時には、運命を左右するような重要な場面で力を結集する契機となってきました。今こそ、まさにその時なのです。
非常に大事なのは、状況を正直に評価し、人為的ではない現実の国際問題に集中し、国際社会全体にとってきわめて重要な問題である不均衡の排除に専心することです。そうすれば、私たちは成功を収め、今後10年間、さまざまな挑戦を受けても適切に対応していくことができるでしょう。
世界は、革命的変容の時代へと踏み出しました。 これは抜本的な性質を有しています。新たに形成された開発の中心は、国際社会の大多数を代表し、自分たちの利益を主張するだけでなくそれを守っていく覚悟もあります。また、多極化には自国の主権を強化するチャンスがあると見ていますが、それが意味するのは本当の自由と歴史的展望を得て、自立的で創造的な独自性のある発展や調和の取れたプロセスを遂げる権利を獲得することです。

世界規模の革命的変容の時代に、日本もまた、以下のような大東亜建設期の理念「八紘為宇」の精神に立ち返り新たな正しい秩序を打ち立てるときが来ました。

大東亜戦争の目的は、単に米英の不義を正すというものではなく、世界に新しい秩序を建設するにある。人類の秩序は、古来幾度か新陳代謝されてきたが、人類は原始以来の秩序をすべて受け継いでその総和によって発達するものである。世界の秩序を発展向上するためには二つの要素が必要である。一つは、現代の秩序を十分租借しえる能力のあることである。もう一つは、反省と温故知新の実行力を持っていることである。日本は欧米秩序をほとんど学びつくした。支那、印度、その他東亜諸国は長い歴史を有す。特に日本は建国以来一貫した伝統と精神と秩序を持っている。大東亜が新秩序を掲げ世界の進運に貢献する時が来たのである。

「第43回むすびの里勉強会」及び「荒谷流武道教室」終講

今回の勉強会は、50名を超える参加者の中、松尾講師から「ドル覇権の崩壊と多極化する世界」について具体的事象を通じ解説していただきました。
講演の内容はむすびの里ホームページ「仲間専用ページ」に講演資料とともに掲載しております。

荒谷流武道教室は、見て学ぶ力の養成(見取)を主眼に稽古しました。

「第22回大阪民草の和をつなぐ会」及び「大阪荒谷流武道教室」終講

「第22回大阪民草の和をつなぐ会」では、米国とドル覇権の要であるペトロダラーシステムが壊れた状況についてお話ししました。
それを受けて、参加者の衆議では、新しい世界において日本が自立して存在するため「八紘為宇」の社会創造について意見を述べ合いました。
私の講義の一部を「民草の和をつなぐ会」ページで公開しております。

武道教室は初級者と中級者に分けて稽古し、初級者は剣の基本、中級者は剣の組太刀を錬成しました。

代搔き

今年から、日本自治集団の「農士育成事業」が始まり、むすびの里では上田君を受け入れて、毎日百姓三昧の生活をしております。
田んぼも、集落の耕作放棄田3反分を新たに作付けする為、早々、代搔きをして水持ちを確認しました。
上田君は、トンボを手に黙々と田んぼの泥をかいてならしています。

来週からは、いよいよ田植え準備が本格化、草刈り(17日~20日)、代搔き((22日~25日))のできる方、ご支援宜しくお願いします。

荒谷流武道「春の合宿」終講

3泊4日で武道合宿を開催しました。
今回は、朝稽古の千本斬り、剣術組太刀、槍術組太刀、真剣組太刀の他
中伝以上の者に、剣術の自由組太刀や、体術の多人数自由組手等を実施しました。

また、気温4度での禊行、神武天皇最終上陸地楯ケ崎及び神武東征と同じ時代の秦からの渡来者徐福を祀る徐福宮等の観光もしました。

楯ケ崎には「阿古師神社」という海にむかって白い鳥居の立つ神社があります。
御祭神は、日向の高千穂から大和を目指した神武天皇の二兄「三毛入野命(ミケイリノノミコト)」です。
神武天皇御兄弟は、熊野灘で嵐に遭遇し、三毛入野命(ミケイリノノミコト)は、三兄稻飯命(イナイノミコト)とともに、自ら波を踏んで常世の国へと渡りました。
宮崎県高千穂町の伝承では、三毛入野命は常世に渡ったのではなく、兄弟たちからはぐれてしまったので、出発地の高千穂に帰還したとする。高千穂には「鬼八(きはち)」という悪神がいて、人々を苦しめていたので、三毛入野命はこれを退治し高千穂の地を治めたと伝えている。三毛入野命は高千穂神社の祭神です。
今回は、その三毛入野命(ミケイリノノミコト)をお祀りするため、高千穂神社の御神酒を奉納しました。

「第16回東京民草の和をつなぐ会」及び「荒谷流東京武道教室」終講

「平和」とはどのようなことを言うのだろうか。
戦争が無いことが平和だと教わってきたが、それは本当だろうか?
通常の戦争以上の死傷者数を記録している現在の日本は、本当に平和なのだろうか?
今回は、「平和」について参加者全員で話し合ってみました。

体中心の動きが末端に顕れる武道の動きを稽古しました。

「第42回むすびの里勉強会」及び「荒谷流武道教室」終講

第42回むすびの里勉強会では、「八紘為宇と王道アジア主義」というテーマで「興亜と維新」編集長坪内隆彦講師がお話をしました。
むすびの里仲間の方は、ホームページで講演内容を動画でご覧になれます。

荒谷流武道教室は日本武道の目指すものをお話しし、心身を整え相手を崩す理合いを稽古しました。