直近ですみませんが、以下の講演は公開ですので、どうぞご参加ください。
11月30日(日)15:30~18:00
「日本安全保障フォーラム」
会場などの情報は添付のチラシまたは上記リンクからご確認ください。
12月1日(月)08:50~10:00
「麗澤大学特別講義」
場所:麗澤大学のかえで棟、1601教室(6階)
なお、11月29日(土)14:30~18:00
「東京民草の和をつなぐ会」
も開催されますので、是非ご参加ください。
直近ですみませんが、以下の講演は公開ですので、どうぞご参加ください。
11月30日(日)15:30~18:00
「日本安全保障フォーラム」
会場などの情報は添付のチラシまたは上記リンクからご確認ください。
12月1日(月)08:50~10:00
「麗澤大学特別講義」
場所:麗澤大学のかえで棟、1601教室(6階)
なお、11月29日(土)14:30~18:00
「東京民草の和をつなぐ会」
も開催されますので、是非ご参加ください。
拙著「戦う者たちへ」の第4版が11月20日発売開始されます。
今回は、神谷宗幣氏との対談が収録されております。
《追加された対談の前フリ(抄)》
「戦う者たちへ」が初版で出てから15年が経過した。当時この本で指摘した憂慮が、現在は大きな社会問題として顕在化している。他方、こうした問題に関心を示す人が稀有だった当時に比べると、現在は多くの国民が日本の抱える根本的問題を認識しだした。このような国民意識の改革に大きな影響を与えている一人が神谷宗平氏である。
神谷氏との親交は、2018年9月29日、氏の主催する「CGS通信講座」にゲストとして呼ばれたことがきっかけである。この時の対談の中で語ったように、私たちの共通認識は、祖国日本再生のための具体的行動の必要性であった。私は「国際共生創成協会熊野飛鳥むすびの里」を立ち上げようとしており、神谷氏は学校設立など教育を中心としたプラットフォームを立ち上げようとしていた。その後、神谷氏との交友は進化し、現在の参政党創設にあたっては、わざわざ熊野飛鳥むすびの里までおいでいただき意見交換をさせていただいた。その時、私は率直に「戦後体制の枠組みの中での政党政治では日本は変えられない。それを打破する活動が必要だ。」という持論をお話しした。その後、神谷氏を中心に結党した参政党の動きを見ていると、国民意識の改革の中から、日本再生のための新しい政治活動の動きを模索しているように思える。
私は、日本の在所共同体のモデルとなりうる熊野飛鳥むすびの里の活動を通じて全国に仲間を増やしつつ、日本文化を基盤とした地域共同体の建設に取り組む全日本ネットワーク「日本自治集団」を令和4年に結成し、日本としての伝統的文化秩序を取り戻す活動に邁進している。さらには、世界民族がそれぞれの伝統文化に基づいた国家を基盤として独立し、相互の異なる文化価値を尊重する国際社会を創造するための活動も視野に入れた国際交流も開始した。
そうした二人の現在の行動の原点ともいうべき対談を「第4版のあとがきに代えて」収録できることは意義深いことだと思う。願わくば、お互いの志を「祖国日本の再生」という形で結実させたいものである。
お申込はこちらのフォームに記入して送信してください。
「東京民草の和をつなぐ会」、「東京荒谷流武道教室」ともに下記の申し込みフォームより御予約ください。
https://forms.gle/btr8v2tbJPEgdC7Z7
11月1日、仲間の方のご支援をいただき、熊野飛鳥むすびの里開設7周年記念行事をつつがなく終えることができました。
当日は、天候にも恵まれ、百数十名の皆様にご参集いただきました。衷心より感謝申し上げます。
行事は、午前中に祭典、午後は、荒谷流奉納演武、熊野鬼城太鼓演奏、86B210創作舞踏、山本美恵子カリ演舞、響沁太鼓千代組和太鼓演奏、信貴聖玉揮毫、最後は記念祝賀会でした。























今年の揮毫は、神勅「修理固成」でした。伊弉諾・伊弉冉両神様に生み成して戴いた大八州。この大八州に住む我々日本人が、国土を荒廃してしまいました。今まさに、我々日本人に対し「この漂える国を修め理り固め成せ」という御神勅が下りたような衝撃を受けました。日本人一人一人が力を尽くして今の日本を修理固成する。そうした節目を仲間の皆さんと誓い合うよき日となりました。

「第28回東京民草の和をつなぐ会」では、日露交流についてお話ししました。
講義の中で、幕末、福井藩主松平春嶽に仕えた橋本佐内の書簡を紹介しました。
橋本佐内書簡(現代文訳)
「かのイギリスなどは、きわめて粗暴剛強な気風を有し、我が国の防備手薄なところを見つけ上陸を強行する暴挙に出ましょう。これを撃退できたとしても、国内の騒動に乗じて外国軍に内応する不届き者が出てこの上ない危機になりましょう」(三条実篤宛)
「イギリスは将来、必ずや我が国に対してロシアを攻撃する先陣の役を頼んでくるか、あるいは蝦夷・函館をイギリスの軍事拠点として借り受けたい旨願い出てくるものと存じます」
「今の日本は力不足で、今のうちにしかるべき国と同盟国の関係になっておくのが得策でしょう。その場合、イギリスとロシアは利害の対立する強国で並び立つことはできません。是非ともロシアと同盟するべきと考えます。それはロシアは信義のある国であり、国境を隣接し唇歯のように利害関係の密接な国であるからで我が国から和親を申し出ればロシアはありがたく思うでしょう。」(村田氏寿宛)
はたして、佐内の深憂のごとく、英国の謀略に身を売った親英派が明治維新政府にはびこり日露戦争へと日本を誘導しました。また、現在は、同じアングロサクソンの米国が対露戦略に日本を利用するため日本を軍事拠点としています。
橋本佐内の啓発録には、「交友を択ぶ」という説がありますが、個人だけではなく国家においても、交わる国を誤ると亡国の危機に立ちます。根本において価値観を異にする米英アングロサクソン国との交流はまさにそれです。近現代日本の国際関係史を教訓とし、民族としての文化価値を共有できる国との関係を大切にしなくてはいけません。

「東京荒谷流武道教室」では、人の生死にかかわる武力を身に着けるということは、それを個人の能力としてではなく公共の目的に使うという覚悟が必要であるということをお話ししました。凡そ、日本の武道は己の生死を忠孝に捧げる道で、自らを家、郷里、国家など帰属する日本の歴史の一部として全うすることに人生の喜びとする生き方です。参加者の皆さんには、そうした生き様を具現できるよう祈念して稽古をしました。
