神武東征(荒谷謹解)
神武天皇は、長兄長兄五瀬命、次兄稲飯命、三兄三毛入野とともに
日向を出発し河内国草香邑白肩津に上陸し
大和を目指すが、孔舎衛坂で長髄彦と激戦
この戦いで、長兄五瀬命は負傷し竈山にて崩御
日に向かって戦うことを避けて戦うべく、紀伊半島を海路迂回
先ずは天磐盾(新宮)に上陸し状況把握
熊野灘を海路迂回するも熊野灘で海難に遭遇し
次兄稲飯命、三兄三毛入野命、自ら海に身を投じて崩御す
残された彦火火出見命(神武天皇)は荒坂津に上陸
しかし、熊野の神の毒気に卒倒し、皇軍復振不能に陥る
これを心配した天照大神は、建御雷之神に命じ、聖剣「韴霊」を熊野の高倉下(たかくらじ)に与えて神武天皇に届ける
すると神武天皇は目を覚まし、続いて皇軍士卒もまた復醒する
今時代は、日本人が覚醒する時です。
むすびの里の武道場の名称を「韴霊道場」とした所以です。
先日、神武天皇上陸之聖跡碑跡がある楯ヶ崎と、伊弉冊尊を御祀りする花窟神社前の七里御浜で奉納演武をしました。
写真撮影:戦場カメラマン横田徹