今年最初の大雨で、大又川が氾濫しそうなので道場の畳上げをしました。
剣や槍などの道具の他、130畳ですので、5人で1時間かかりました。
後は、雨が止むまで無事を祈るだけ。

入梅の候 田んぼは牛糞と鶏糞だけで化学肥料は使ってませんが、稲は健やかに育ち、分けつ(一つの茎から枝分かれして茎が増えていくこと)が始まりました。
と同時に、農薬も使っていないものですから、雑草も元気に繁殖してきます。ということで、いよいよ、ヒエ取りが始まりました。
今回は、井口さんと私のギリシャ人の古い弟子ニコがドイツから手伝いに来てくれました。
化学肥料や農薬、機械等の便利に頼れば便利で仕事量は減りますが、お金を稼がなくては農が成り行きません。何より、便利に依存した農業形態は本来の自立自給を不可能にします。
仕事量は何倍にも増えますが、こつこつとテマヒマかけて共働し、お米や野菜を作るところに日本文化があり日本人たるを実感します。
少しづつそれを実践したいと思います。
おやじのページに以下の記事を追加しました。
・現代に通じる「天岩戸隠れと天岩戸開き」 (令和5年4月「日本の息吹」より)
・菊と刀の栄誉が最終的に帰一する根源が天皇である (令和3年1月「伝統と革新」より)
・日本の戦闘者24 (令和5年3月「ストライクアンドタクティカルマガジン」より)
・日本の戦闘者25 (令和5年5月「ストライクアンドタクティカルマガジン」より)
今回の大阪民草の和をつなぐ会では、「現状のロシアと大東亜建設期の日本を比較して」というテーマで講話し、参加者全員で議論しました。
冒頭、いま日本で起きている「日本のウクライナ化と日本が核戦争勃発の起点となるリスク」についてお話ししました。
以下、要約
ロシアが特別軍事作戦を開始する1年前の2021年3月、NATO加盟国の軍艦がオデッサに入港、米軍はウクライナと大規模な合同演習を行いロシアを挑発。10月、米軍はウクライナ国内に180基のミサイルを配備。12月、82空挺師団をウクライナに派兵、ウクライナ軍の訓練を開始。翌年2022年1月、ウクライナ軍15万人がドンバスに集結、ゼレンスキー大統領「ウクライナの核武装」発言。ウクライナ軍がドンバスに向けて数百発を砲撃開始。この後、ロシアが軍事作戦を決断しました。
日本を見てみましょう。
2024年NATO連絡事務所を東京に開設。2025年イギリス空母打撃群を日本に派遣・実働訓練に参加させる派遣兵士の数を倍増・グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)の推進。防衛費を2兆円規模増加して米国から長射程ミサイルを購入し配備。そして、大規模な日米(あるいは多国籍)共同訓練、核ミサイル搭載原子力空母の横須賀等への寄港が重なれば、日本が完全にウクライナ化する様相を呈してきました。既に、戦場で負傷したウクライナ兵を自衛隊中央病院で受け入れ治療もするというウクライナ軍の後方支援活動とみられても止む終えないことを平気でやり出しています。
この日もよりによって広島で、岸田総理がゼレンスキーを呼んで、第3次世界大戦の会合を開催しておりました。
今回の講演内容の一部は、ホームページで公開します。