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カテゴリー: 日々

日々の生活雑記

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

新しき年、新しき月、新しき日に当たり
飛鳥神社の歳旦祭に参列させていただき
御皇室と国民一丸となっての弥栄を祈願いたしました。

熊野飛鳥むすびの里
おやじ荒谷卓

新年の抱負

私は、昨年10月、同志と共に、三重県熊野市飛鳥町に移り住み、共同体創りを実践することにしました。
ここでは、交換価値という資本主義的な尺度から離れ、「相互に助け合うこと」「世のため人のために力を尽くすこと」に価値を見いだし、共に生活し共に生きることで、自らの内に守るべき日本を顕現します。
私たちが守るべき日本は、主権、国民、領土などといった近代に作られた抽象的概念ではなく、文化、伝統といった日本が日本たる実態です。なぜなら、自分が日本人になることなくして日本を守ることなどできないからです。
せっかくですから、夢は高く持って、日本全国、さらには全世界において、自立した文化共同体社会をそれぞれの自然風土の上に打ち立て、相互に敬意と信頼で結びたいと思います。これによって、ひとつ屋根の下に全人類が共生できるよりよい世界を創造することに貢献しようとするものです。
私たちは、今後手を携えていく同志と共に、この活動を通じ、ポスト・グローバル資本主義の時代を「大丈夫(ますらお)」の気概を持ってリードする実践的挑戦者として自己を位置づけ、伝統慣習文化の上に未来を築く現代の武人(たけきひと)でありたいと思います。

今、私たちが見ている星の多くは、人類が生まれるより前に消滅しています。その星々が活きていた過去に生成され、放出されたエネルギーが、数億、数十億光年かけて、今の宇宙を循環している様を私たちは見ているのです。
同じように私たちは、過去に祖先が創造してくれた無形・有形の遺産のおかげで、今に活きています。そして、今、私たちが為している活動が、未来の子孫のために役立ちます。
私たちが今為している創造活動が、全体として統合されたエネルギーになるには「時」が必要です。異なる時代の複数の場所から生まれたエネルギーが、ある時、ある場所で結びつき統合される。つまり「時」は、遠く離れた空間にあった個々のエネルギー活動を統合する次元軸です。
そう考えれば、過去の人々の意思と行動がエネルギーとして今の私たちに還元し、今を活きる私たちの意志と行動は一体と成って、未来のエネルギーを創造していることがわかります。
今の私たちの意志は、今すぐ成果として顕れなくとも、エネルギーとして「時」を循環し、いつか未来の人たちと一体となって輝きを増します。
「時」は、空間と時代を超えて個々のエネルギーを循環させ統一するフィールドであり、過去の今が現在の今に還元し、現在の今が未来の今に還元するのです。

「今」を大事にすることは、過去の出来事に意義を持たせ、よりよい未来を作ることにつながります。逆に「今」を無駄にすることは、個人のみならず人類の、そして地球の自然の営みとこれまでの努力を無駄にし、子々孫々の未来を破壊することにつながるのです。
「今」この時に、人間一人ひとりが何かを為すことは、「時の中心力」を増す、とても意義のあることです。
祖先の霊エネルギーが今の私たちと一体となっているように、未来の誰かのため、地球のために力を尽くすことで、私たちの産霊エネルギーは子孫の中で生き続けます。
過去から未来に生きるすべてのものとの一体感を自覚し、今この時に力を尽くす。それが、私たちが宇宙に生まれてきた重要な意義だと思います。
私たちは、物質としての肉体の共有はできませんが、心や精神や霊の共有は可能です。光エネルギーも、熱エネルギーも、力エネルギーも、物質のような境界はなく、交われば統合された一つのエネルギーになるように、私たちの意志のエネルギーも交われば一つのエネルギーとして統一した力になります。
「自分のために」というエネルギーは、ほかの人と共有できないので広がりを持たず、その人の死で終わります。
「世のため、人のために」力を尽くそうという思いは、人類と自然の成長発展に貢献しようという思いにつながり、そこから生成されたエネルギーは、同じ時代に生きる人々のみならず、時を超えて生きる人々の心をも感化し共鳴させます。そして個々人の努力が一体化して地球と宇宙を創造し続けるのです。
一人ひとりの努力は、ちっぽけなものではありません。私たちは、「今」という「時の中心」に存在しています。私たちが「時の中心力」なのです。その時の中心力を増せば、歴史は力を増します。私たちが中心力を減衰させれば、歴史は力を失います。
今が、「時の中心力」であること自覚し、力を尽くせば、人類の歴史に光をともし、よりよい世界を創造し、地球と宇宙を進化発展させることができると信じ、この新たな1年、一日一日を精いっぱい生きてまいります。

おやじ 荒谷卓

自衛官合宿終了

12月24日~30日の間に開催された自衛官合宿が終わり、60名の参加者全員、大きな成果を持って帰路につきました。

合宿の最後には、地域への奉仕活動として、県道52号線から七里御浜を眼下に見る長尾山に至る林道の清掃奉仕。

最後の宴は、その日の朝、熊野灘で捕れたワラサとカツオ、さらに赤倉水産のアマゴで杯を交わし、仲間の絆を確かめ合いました。

これで、国の守りは大丈夫!

同志

愛媛県西条市で「とよくも農園」を運営し、「ひの心を継ぐ会」を主宰している三浦夏南さん兄弟夫婦(1歳の満君も)と寺川さんが、むすびの里を訪ねてきてくれました。

自然農法でつくられたお野菜を頂戴し、飛鳥区長の桑原さんから頂いた猪で鍋を作り、酒を注ぎ、語り合いました。
初対面でしたが、兄弟夫婦全員20代前半の若さと志の高さに爽やかな喜びを覚えました。

日本各地の同志と繋がり、世界中の同志と結ばれ、地球上のそれぞれの土地に根づいた文化を尊重しあう共生共助の世界を創るのが夢です。

生かされている

今日、裏山のはやした檜と杉の用材を搬出しました。

榎本さんの会社(牟婁合同運送)のユニック付きトラックをお借りし、桑原さん、滝爪さん、榎本さん達が手慣れた仕事で材木を引き出し積み込みます。
あっという間に、4tトラックで3回分の材木が運び出されました。

この1か月余り、私一人では何もできないことが皆さんの手助けでどんどん進み、山仕事に一区切りがつきました。

山の神々と共に暮らせる環境が整いました。
搬出した材木は、用材として武道場の改修に使います。
木々の命を武道に生かしていきます。

そして、武道は私の生きざまになります。
先祖代々の御霊と熊野の山の神々と周りの人々によって、生かされていきます。

それに応えられる生き方ができるよう、日々力を尽くしてまいります。

生命力(続き)

竹の根っ子と力比べをすること三日目。
遂に終結。竹さんには本当に鍛えていただきました。
ありがとうございます!足腰がガクガクでした。

最後にご褒美をいただきました。
筍の初物、最高に美味し!
山の神様に感謝!!

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生命力

熊野に住んで一番強く感じるのは、生き物の生命力です。
その力は、地面から湧いてきているように感じます。
熊野の森は、ほかの森と全然違います。本当に神々の森です。

そんな中、ここ数日、滝爪さんと宿泊施設裏の雨水路の復旧作業をしております。
地下数十センチのところから雨水路が出てきたのですが、孟宗竹が、堰の中を占領してました。

竹と戦うことまる2日かけて、ようやく10メートル前進しました。
自衛隊の演習よりもきついです。
勢い余って、水道管もぶっちぎってしまいましたが、竹はびくともしません。
ものすごい竹の生命力!
この戦いは、まだまだ続きます。

おやじ

世界のむすび

先日まで「むすびの里」に滞在していた、米国人のキアナ・スチュアートさんとロシア人のタチアナ・ビトコバさん。
キアナさんは、私が米国特殊作戦学校に留学中にお世話になったジェブ・スチュアートさんの娘さん。当時は5歳。今、米国陸軍士官候補生としてウエストポイントから防衛大学に留学中。わざわざ、熊野まで訪ねてきてくれました。
タチアナさんは、私がモスクワ大学の武道クラブに、武道指導に行ってた時の弟子。今は数学者としてモスクワのIT企業に就職し、1か月の休暇を取って、わざわざ熊野まで訪ねに来てくれました。
飛鳥と五郷の人たちとともに猪鍋を囲んで語り合い
彼女達から見れば、飛鳥のおじいちゃん達から山仕事を教えてもらいながら
二人が力を合わせて、楽しそうに仕事に精を出す姿。
世界の平和は、こうした人と人の「むすび」から始まるのだと思います。


上2枚の写真は、戦場カメラマンの横田徹さん


16年前、ジェブさんとの写真(パラシュート降下前)。むすびの始まり。

薪づくり

「日本の神話を学び熊野の世界遺産を散策する講習会」は、諸事情により中止し、おいでいただいた人たちとともに山仕事(薪づくり)と語り合いの時間を持ちました。

大阪からおいでいただいた藤原さんご夫妻

倉敷からおいでいただいた平松さん

亀山からおいでいただいた野間さん

ありがとうございました。

また、新しい仲間ができたことに感謝いたします。