更地を開墾し、石灰をまき牛糞を積んだ畑にようやく野菜の苗を植えました。
先ずは、カボチャ、メロン、茄子、ピーマン、パプリカ、オクラ、山芋、ジャガイモ、菊芋、落花生、生姜、トマト
少しでも、自然の恵みを頂戴できたら幸いです。
いろいろ試して勉強して、自然の成長と創造活動の一端に参画したいと思います。
***おまけ***
少々フライング気味ですが、紅梅の子梅ちゃんで梅酒を作ってみます。
この後、梅干し、梅ジャムも!
自然のリズムに調和して生きることは、毎日が豊かで本当に幸せなことです!
日々の生活雑記
三重県熊野市【楯ヶ崎と海金剛】
「日本書紀」に曰く
瀬戸内海を渡り、難波から上陸し大和を目指した神武天皇一行は、長髄彦(ナガスネヒコ)の抵抗に会い退却します。
この際、長兄五瀬命(イツセノミコト)が矢に当たり負傷して崩御。和歌山市の竈山に葬られます。
日を背にして大和に向かうべく、紀伊半島を迂回した神武天皇一行は、先ず、新宮の天磐盾(アメノイワタテ)にのぼり敵情を把握。開豁した七里御浜を避けて海を北上しますが、海難に会い、次兄稻飯命(イナイノミコト)、三男三毛入野命(ミケイリノノミコト)は、海難を鎮めるため自ら海に入水します。
神武天皇も目にしたであろう熊野の海岸線
それはちょうど、三重県熊野市有馬の花窟神社に葬られた伊弉冊尊(イザナミノミコト)の前あたりでしょうか。
そして、最後に残された四男神武天皇が大泊~新鹿~楯ヶ崎のあたりに漂着し、そこから陸路、橿原に向かわれ大和を創建されます。
熊野は山川だけでなく、海も神話の宝庫です。
楯ヶ崎の目の前で鯨が迎えてくれました。
「むすびの里」も、田んぼや畑の仕事が始まり、また、御代替わりの連休は、自衛官合宿と武道合宿が開催されます。
とても忙しくなると思われます。
そんな中、紅梅の木にたくさんの梅が膨らんできました。
1月9日に最初の一輪が開花し
3月の中頃まで咲き続けていた紅梅。
桜とバトンタッチをするかのように、赤い花びらを落として沈黙していました。
桜が終わるころを見計らったかのように、かわいい梅の実が膨らんで、また存在感を大きくしています。
6月前に立派な実がなるかもしれません。
今年は、梅酒や梅漬けにさせて頂きます
こうした自然の営みと恵のありがたさに感謝して暮らしていると、自然から切り離された人間の営みが、自然にも人間にもストレスを与えていることに気づきます。
やはり、自然の一員である私たちは、自然の営みに参画して生きていくことが一番幸せなことなのでしょう。
自然に生まれ、自然に活き、自然に帰る。
その循環の中に、私たち一人一人の大事な役割があるのだと思います。
先週の週末から、大勢の方が「むすびの里」にお出でになりました。
星さん、食事、お掃除などいろいろときっちりやっていただきありがとうございました。岩井君、朝比奈君、田んぼ、草刈り、地均しとフルに仕事していただきました。ご苦労様!
松浦さん、畑作りから田んぼの畦塗までありがとうございました。
そして、神谷さん率いる「イシキカイカク大学」の皆さん薪割ご苦労様でした!
さて、今日は、朝から「畑作り」。
これまでも、少しは試してみたものの、あっという間にシカ・イノシシの食事になってお終い。
今回は、本格的に畑に挑戦です。
自分たちで食べるだけなので、先ずは10m×10mから。
しかし、大又川沿いの石ころだらけの土地は鍬では歯が立たず、ユンボ出動!
土地の守り神のような大石まで出てきました。
ということで、この大石は、畑のシンボルに。
本日は石ころの除去まで。
まだまだ続く。
今日、田んぼに水を張りました。
31日に本郷の皆さんと掃除をした堰に、大又川の清流が注ぎ込み、耕した田んぼに広がっていきます。
なぜだかわかりませんが、とても嬉しく、生きる気合がみなぎりました。
いいお米を作り、飛鳥神社に奉納したいと思います。
~~~「サムライ精神を復活せよ」から抜粋~~~~~~
稲作文化は、日本社会に共同作業を通じた共助文化を形成しました。稲作は人々をその土地と共に生きる文化を育みました。
その土地の自然風土、その土地のエネルギーである産土(うぶすなの)神、その土地の歴史と未来、その土地に生きた祖先、その土地のすべての生き物と一体となって生きる人々が在所共同体です。
その土地の歴史を継承し、未来を創造するため、その土地の生命活動に加わり、全力で生を全うしようとする人々です。在所共同体の生命活動は、人間が地球、そして宇宙の生命活動に参画する最も自然的な状態で、この在所共同体があっての国家、そして世界が存在するのです。
在所共同体は一体として成長する生命共同体ですから、個人の成長は社会の成長であり、そこから自然に共に生きる人々の横のつながり、祖先や子孫との縦のつながりへと広がります。絆と共助が生まれ、「まめまめしい」「気が利く」「思いやり」などの「和」の文化が育まれます。
その共生共存共栄の文化は慣習秩序を醸成し、「利他は徳」「人様に迷惑をかけない」「世のため人のため」といった社会規範が自然にできてきます。