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カテゴリー: 日々

日々の生活雑記

冬野菜

「むすびの里」の冬野菜は豊作でした。
大人数の合宿や講習会、勉強会の食事に大活躍!

ブロッコリは今日が最後の収穫。キャベツと白菜ももう僅かです。

大根、人参、ホウレンソウ、小松菜はまだまだたくさんなってます。
玉葱、ニンニク、エンドウ、春キャベツはこれから。

天地自然の恵みは心も体も豊かにします。
心から感謝です。

ニュージーランド旅行番組テレビ製作チーム訪問

1月18日~19日、ニュージーランドの旅行番組テレビ製作チームが、「むすびの里」で日本の文化等を紹介する番組の取材をしました。

番組の案内役リス・ダービーさんは、ハリウッドの映画俳優で「ジュマンジ」等に出演しています。

「むすびの里」では、大又川での禊行、飛鳥神社参拝、荒谷流武道稽古、熊野の人々と食事を共にしての交流等を撮影しました。

東京オリンピックの年、海外では日本の紹介番組制作ラッシュのようですが、日本の伝統文化を正しく伝えたいものです。

百姓侍

本日(1月10日)、ようやく中古トラクター(21馬力)を買いました。

今年は、本郷の休耕田を含む七反分の田んぼのお米づくりです。

長老の指導を受けながら、本郷の里を、徐々に昔ながらの黄金色に輝くたんぼに復活させます。

修理固成(生産創造)に関わりながら日本を守る、念願の「百姓侍」として頑張ります!

庚申大明神祭

熊野では、各部落ごとに庚申さんがお祀りされています。
1月3日、飛鳥本郷の庚申さんのお祭りが斎行されました。

帰省している若い人たちも参加して賑やかにお祭りが執り行われ、最後は恒例の「餅ほうり」。

このように、それぞれ土地の産土神様を大事にしているからこそ八百万神の国日本があります。
これを疎かにしては、天皇の祀りも日本の文化もなくなります。

土地の神々を大切にしてこその日本です。

そして、それぞれの土地の文化を尊重する日本の伝統慣習こそが、真に世界を平和に導く道だとおもいます。

禊歌
とおつ神 かためおさめしおおやしま 天地共に永久に栄えむ

飛鳥本郷忘年会

「むすびの里」の掲げる「共生共助の在所共同体」の理想形ともいえる飛鳥町本郷。
僅か26軒しかない集落ですが、ここの皆さんのおかげで、「むすびの里」は素晴らしい年を送ることができました。
その本郷の皆さんとの忘年会を「むすびの里」で開催。
とても楽しい饗宴となりました。
感謝感謝。

畑の恵み

畑の日照時間を改善するため、自治会長の花尻さんに手伝ってもらって檜を九本伐採しました。

日の光を浴びた畑のえんどう豆、大根、人参、玉葱、ニンニク、ホウレンソウ、小松菜、白菜、キャベツ、ブロッコリは元気に育っています。

今年は秋までに、メロン、ウリ、カボチャ、ナス、ピーマン、パプリカ、オクラ、キュウリ、トマト、落花生、里芋、さつま芋、きくいも、生姜が収穫できました。

自分で作った野菜は本当に愛おしく美味しいです。

自分が生きる土地で育った食べ物を食するのが一番の健康法。
土地では育たないものを食して作った身体は、その土地にはなじみません。

心も身体もその土地と一体化した時、本物の生きる力が沸き上がります。

その土地の自然風土、産土神達(土地のエネルギー)、歴史と未来、祖先と子孫、全ての生き物と一体となって生きる人々が在所共同体です。
その土地の歴史を継承し、未来を創造するため、その土地の生命活動に加わり、全力で生を全うしようとする人々です。
在所共同体の生命活動は、人間が地球そして宇宙の生命活動に参画するものです。この在所共同体があっての国家、そして世界です。

むすび

人と人の出会いの中から創造が生まれていくことを祈って、「熊野飛鳥むすびの里」の運営を始めて1年が過ぎました。

これまでに、仲間は150名を超え、交通の不便な場所にもかかわらず「むすびの里」を訪れてくれた人は600名を超え、数々の新しい出会いがありました。
心から感謝いたします。

今は、元バドワイザー・ジャパンの会長で現在「サムライ塾」を主宰する近藤隆雄さんと、シルク・ドゥ・ソレイユのMathieu Chouinardさん、そしてモスクワの仲間ターニャ(モスクワ大学武道クラブOG)が「むすびの里」に滞在中です。
「むすびの里」で寝食を共にしていると、会話以上の繋がりと未来への創造を感じます。

私たちが思い描く未来を実現するためには、1人1人が強い意志をもって、多くの人と心を一つにすることが大切です。
他に依存せず、自立して、心を一つに自然との調和を実現すれば、夢は実現するでしょう。

飛鳥神社例大祭

11月3日は、飛鳥町飛鳥神社の例大祭でした。
飛鳥町は6つの区から成り、お祭りでは、夫々の区の御幣を飛鳥神社に奉納し、神恩感謝の祝詞を捧げます。

飛鳥に移り住んで、僅か1年の私が、小阪区の祷屋(とうや)として、御幣を奉納する大役を仰せつかりました。
祷屋は、祭りの日まで御幣を預かり、酒肴の準備をして当日の朝を迎えます。
祭り当日は、朝の6時から自宅の酒肴会場で本郷の皆さんと、御神楽の到着を待ちます。
御神楽の到着次第、修祓をして酒宴開始。2時間近く飲んだ後、御神楽の獅子舞をしてもらいます。


その後、御幣を先頭に、他の区の御幣、子供御輿と合流して飛鳥神社へ。

厳かな神事が執り行われた後は、舞の奉納、獅子舞の奉納と続きます。

祭りの締めは、餅まき。
神様からのおさがりの段ボール50箱ぐらいの餅とお菓子を分かち合って、それを食すことで、みんなが神様と一体となって祭りが終わります。

本郷の皆さん、小阪の皆さん、飛鳥の皆さんそして飛鳥神社の神々と一つに成れた素晴らしい体験でした。
ありがとうございました。

ロシアの友人たち

10月15日~22日の間、ロシアの友人が武道の教え子の子供4人を連れて「むすびの里」に滞在しました。

私は、この10年間、武道を通じて日本文化を世界の人々に伝えてきました。

ロシアでは、モスクワを中心にサンクトペテルブルグからウラジオストック迄20程の道場生に武道を指導しましたが、その中の12個の道場を束ねる団体の代表であるウラヂスラブさんとモスクワで青少年の育成に専念するヴァシリーさんが、今回、「むすびの里」を訪れてくれた10年来の友人です。

彼らは、武道だけではなく、神道を基礎とする日本の伝統文化に対し敬意と強い関心を持っています。
そして、今回は、「むすびの里」の掲げる共生共助の社会を世界に広げる活動に賛同し、協力して発展させるために訪れてくれたのです。

彼らは、花の窟神社、速玉大社、神倉神社、楯が崎、鬼が城等を訪れ、また、飛鳥本郷の里を散策して、地域の人々と食事を共にし、熊野の自然と伝統文化に深い感動を覚え、「ここには、本物の日本が存在する」と言ってくれました。

また、滞在中に300ミリを超える大雨に遭遇し、大又川があわや氾濫かという状況下、武道場の畳上げや裏山の苔沢の水流工事を泥だらけになって手伝ってくれました。
本当にありがとうございました。

彼らと共に、日本とロシア、そして世界の人々が、夫々の文化と伝統に敬意をもって協力して発展させることに力を尽くしたいと思います。