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カテゴリー: 日々

日々の生活雑記

田植え

自然の営みにあわせて生きる伝統的日本文化。
私はそこに身を置いて生きることにした。
今は田ごしらえに精を出し田植えに備える。

朝から日が暮れるまで泥田の中で仕事をする。
お金を得るための仕事ではなく、自然とともに生きる仕事は楽しくて気持ちよい。
里の長老から仕事を教えてもらい、仲間が手伝ってくれる。
誰かが困れば周りが助ける。自分一人で生きているのではない。
天に生かされ、自然に生かされ、周りの人々みんなに生かされている。
周りの人々みんなに感謝し、自然に感謝し、天に感謝し恩に報いるように生きる。
そのような社会を創るために、まず自分でそれを実践する。

グローバル資本主義のリスクと脆さが露呈したコロナ騒動。
移動が制限され、流通も途絶え、お金が回らなくなるとコロナに感染して亡くなる人より、生活難で亡くなる人が増える。こんな危うい世界をいつまで続けるのか。
インバウンドに頼らなくてはいけない社会である限り、このようなリスクは何時でも外からやってくる。
夫々の地域社会が自立して生活できれば、人の移動も少なくて済むし、流通も必要ない。お金がなくても地域の生産物で生きていける。地域の外に依存して生きる必要などない。
これを機会に、世界の構造を「自立した地域からなる共生社会」へと転換するべきではないか。
金を稼ぐために使うエネルギーを、地域社会で生きるのに必要な生産のために使う方がよい。
それは今すぐできることだ。

花の窟神社お綱掛け神事

2月2日は、熊野の世界遺産「花の窟神社」のお綱掛け神事。

日本書紀に紹介されている伝統神事に仲間の皆さん20数名と一緒に参加しました。

神と人との一体感、時間を超えた祖先との一体感、自然との一体感を感じ取れる貴重な神事でした。

我国は 神の末なり神祀る 昔の手ぶり忘するなよゆめ(明治天皇御製)

冬野菜

「むすびの里」の冬野菜は豊作でした。
大人数の合宿や講習会、勉強会の食事に大活躍!

ブロッコリは今日が最後の収穫。キャベツと白菜ももう僅かです。

大根、人参、ホウレンソウ、小松菜はまだまだたくさんなってます。
玉葱、ニンニク、エンドウ、春キャベツはこれから。

天地自然の恵みは心も体も豊かにします。
心から感謝です。

ニュージーランド旅行番組テレビ製作チーム訪問

1月18日~19日、ニュージーランドの旅行番組テレビ製作チームが、「むすびの里」で日本の文化等を紹介する番組の取材をしました。

番組の案内役リス・ダービーさんは、ハリウッドの映画俳優で「ジュマンジ」等に出演しています。

「むすびの里」では、大又川での禊行、飛鳥神社参拝、荒谷流武道稽古、熊野の人々と食事を共にしての交流等を撮影しました。

東京オリンピックの年、海外では日本の紹介番組制作ラッシュのようですが、日本の伝統文化を正しく伝えたいものです。

百姓侍

本日(1月10日)、ようやく中古トラクター(21馬力)を買いました。

今年は、本郷の休耕田を含む七反分の田んぼのお米づくりです。

長老の指導を受けながら、本郷の里を、徐々に昔ながらの黄金色に輝くたんぼに復活させます。

修理固成(生産創造)に関わりながら日本を守る、念願の「百姓侍」として頑張ります!

庚申大明神祭

熊野では、各部落ごとに庚申さんがお祀りされています。
1月3日、飛鳥本郷の庚申さんのお祭りが斎行されました。

帰省している若い人たちも参加して賑やかにお祭りが執り行われ、最後は恒例の「餅ほうり」。

このように、それぞれ土地の産土神様を大事にしているからこそ八百万神の国日本があります。
これを疎かにしては、天皇の祀りも日本の文化もなくなります。

土地の神々を大切にしてこその日本です。

そして、それぞれの土地の文化を尊重する日本の伝統慣習こそが、真に世界を平和に導く道だとおもいます。

禊歌
とおつ神 かためおさめしおおやしま 天地共に永久に栄えむ

飛鳥本郷忘年会

「むすびの里」の掲げる「共生共助の在所共同体」の理想形ともいえる飛鳥町本郷。
僅か26軒しかない集落ですが、ここの皆さんのおかげで、「むすびの里」は素晴らしい年を送ることができました。
その本郷の皆さんとの忘年会を「むすびの里」で開催。
とても楽しい饗宴となりました。
感謝感謝。

畑の恵み

畑の日照時間を改善するため、自治会長の花尻さんに手伝ってもらって檜を九本伐採しました。

日の光を浴びた畑のえんどう豆、大根、人参、玉葱、ニンニク、ホウレンソウ、小松菜、白菜、キャベツ、ブロッコリは元気に育っています。

今年は秋までに、メロン、ウリ、カボチャ、ナス、ピーマン、パプリカ、オクラ、キュウリ、トマト、落花生、里芋、さつま芋、きくいも、生姜が収穫できました。

自分で作った野菜は本当に愛おしく美味しいです。

自分が生きる土地で育った食べ物を食するのが一番の健康法。
土地では育たないものを食して作った身体は、その土地にはなじみません。

心も身体もその土地と一体化した時、本物の生きる力が沸き上がります。

その土地の自然風土、産土神達(土地のエネルギー)、歴史と未来、祖先と子孫、全ての生き物と一体となって生きる人々が在所共同体です。
その土地の歴史を継承し、未来を創造するため、その土地の生命活動に加わり、全力で生を全うしようとする人々です。
在所共同体の生命活動は、人間が地球そして宇宙の生命活動に参画するものです。この在所共同体があっての国家、そして世界です。