愛犬シロ(紀州犬)が子犬を3匹出産しました。
3匹とも父ヒサ(アイヌ犬)にそっくりです。

日々の生活雑記
お陰様で、「むすびの里」は3周年目に入り、仲間の数も延べ270名となりました。
講習会や武道合宿等の参加者も増え、30名の宿泊施設と70畳の武道場では手狭になってまいりました。
また、家族型仲間(同居者)や日本文化伝道士希望者も増えてきて、住居スペースも足りなくなってきました。有り難いことです。
そこで、本郷の方から森林を譲り受けて、森林を開墾し敷地を増やすことにしました。
先ずは、郷の長老花尻さんの力を借りて、この3日間で約2,000㎡(600坪)の杉林をはやし(伐採し)ました。
日本文化伝道師1号生の佐藤康介君と私の3人で約100本の杉を伐採し、士卒復覚塾(図書室)と韴霊武道場の間に広く明るい空間ができました。
整地するのにはまだまだ時間がかかりますが、楽しみながら進めてまいります。
仲間の皆さんは、是非お力沿いをお願いします。
本郷上の皆さんの合意で、田畑に獣害対策の柵を新設することになりました。毎年、猪、鹿、猿などに農作物を荒らされていたため、県と市から資材を準備してもらい、施工は自分たちで実施するというもの。
獣害対策はばっちりですが、景観の風情がなくなるのは残念です。
むすびの里の畑は去年の春から、仲間の人達の手助けで徐々に開墾し拡張してきた畑です。
大きな石がごろごろしている草地をユンボで開墾し整地
木の杭を作成し打ち込んでネットを張り
牛糞をたらふく投入して
ようやく、夏野菜を育て収穫
冬野菜用に畑を拡張し
ようやく一年中野菜が食べれるようになりました。
その間台風が来るたびに杭は折れ、ネットは穴が開き、ひっきりなしの補修作業
多くの思い出と、とても味わいのある柵でした。
ありがとうございます!
今後は、郷の人達と協力して田んぼに柵を敷設します。
仲間の皆さん、又お手伝い宜しくお願いします!
本日(5月28日)、ヒサ(アイヌ犬と琉球犬の混血)とシロ(紀州犬)の子供が7匹生まれました。
正当な和犬です!
里親になってもらえる方は、「むすびの里」荒谷までご連絡ください。
田植えも終わり、田んぼの仕事は朝昼夕の水の管理とひと段落。
時間ができたので、畑に夏野菜を植え付けました。
先ずは、草刈り、耕し、石灰と肥料をまいて、畝を作り直してようやく種まきと苗の植え付け。
落花生、さつま芋、枝豆、ほうれん草、セロリ、カボチャ、メロン、スイカ、トマト、ピーマン、茄子、唐辛子、里芋、胡瓜と色とりどり。
ちょっと前に植えたジャガイモも芽が出てきました。
収穫を待つ玉葱、ニンニク、ラッキョウ、春キャベツ、イチゴも順調に育ってます。
自然から頂く恵は豊かです。
一人ひとりが、自然の成長を育む仕事に精を出せば、自然は人々を生かすだけの恵みを分け与えてくれます。
天地自然の中では交換価値という資本主義的な尺度は見当たりません。その土地の自然の一部として、人間が自然の生命活動に加わり、働きかけたことによってもたらされる豊かな恵みを分け合えば十分に生きていけます。
人間が社会生活を持続的に続けるためには、その共同体社会を自然風土の上に打ち立てるしかありません。自然風土とは個々の生命活動の総称であり、相互に深く結びついているので分割できません。
ですから、土地を分割して人間が所有することは、それだけで自然風土を破壊します。
個々の生命活動は人間が規定するような権利に基いているわけではありません。それは、自然全体の創造と成長活動の表れであり、生まれてくる個々の生命は、全体にとって有用だから生きています。自然に不要で適合できないものは必ず自然によって淘汰されます。
コロナ騒動で壊れるような脆い社会構造からは豊かな未来は生まれません。
皆さん、一人一人が未来を創る責任者です。
その土地の自然風土、産土神達(土地のエネルギー)、歴史と未来、祖先と子孫、全ての生き物と一体となって生きる日本の伝統的在所共同体こそ、人間本来の歩むべき道ではないでしょうか。
その土地の歴史を継承し、未来を創造するため、その土地の生命活動に加わり、全力で生を全うしようとする在所共同体の生命活動は、人間が地球そして宇宙の生命活動に参画するものです。
この在所共同体から成る国家、そして世界を創造しませんか。