『本田優』さん
福岡県出身の本田優と申します。現在は東京にて会社経営をしながら、実務でオフィスに関するコンサルティングやデザインをしています。
自己紹介するほどの人間ではないので、むすびの里の活動に参加したいと思った経緯をお話したいなと思います。
東京の大学に通っている頃に、毎朝疲れた顔で仕事に行く大人を見た時に、人生の大半の時間を費やすであろう仕事に対する熱意の低さに悲しさを感じました。
私にとって、働くことは生きることだと思っており、自分の生計のためではなく、国のため、道のために尽くすことではないかと思いながら、ここまで邁進して来ました。
ヒューマニズムが現代を覆う中で、多くの人々が、自分自身や自分の周囲、人間のためという大義名分のもと、善意的に見える行動をしているように感じますし、私自身も組織の中で働いたり、組織のために働いている中で、今やっていることが本当に、国のため、道のためになるのか、疑問を感じることも多々あります。
荒谷さんの著書も含め、様々な日本人らしい生き方や精神がどういうものであったかを本を通して学んでいく中で、それらの尊さや失ってはならない重要なことだという想いが強くなりました。
先人が築いてきたその重みを引き継ぎ、そして本の虫とならないように身を投じたいという想いのもと、むすびの里の仲間として活動できればと思っています。
稚拙ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。