8月3日、定例の「むすびの里勉強会」が開催されました。
今回は、熊野市議会議員の久保智さんに「地方行政」について講話をしていただきました。
地方行政の抱える厳しい状況や制度上の負のスパイラルなど、数々の問題点と、また、そんな中でも頑張っている地方の取り組みなど具体的事例をもってわかりやすく説明していただきました。
「むすびの里」の活動は、いわば地方自治の中の住民自治を目指すものです。
明治以降、強力な中央集権化が進み、最近では市場の力が地方自治を侵食するようになりました。
このような構造的問題にどのように取り組むのか。
私たちの目指すのは、中央や地方の行政府に頼ることなく、また、市場の影響を排除すべく、住民自治の輪を広げることです。
財政や経済主体で物事を考えていたのでは、地方だけではなく国も滅びてしまいます。
私たちの祖先が築いてきた豊かな文化を守ることにこそ主眼を置くべきです。
自治の問題については、今後も主要なテーマとして取り上げていきたいと思います。
なお、今回の勉強会の内容は、仲間専用ページでご覧いただけます。