7月13日から15日、20名の方が参加した「日本の歴史と神話の勉強会」が終講しました。
今回の講習では、古事記の中から、次の3つについて講義しました。
1.日本人の宇宙観、自然観、人間観の根本理解となる「産霊(むすひ)」について
2.日本人の生命観、死生観、歴史観の根本となる「修理固成(おさめつくりかためなせ)」について
3.日本人の生き方、正邪の基準となる「直霊(なほひ)」について
限られた時間で、これらの重大な意義について理解をするのは容易ではありませんが、熊野飛鳥の在所共同体が持つ力と禊行を通じ、皮膚感覚で感じ取っていただけたのは何よりでした。
参加者の皆さんが、日本の伝統文化に感謝し、よりよい社会を創るための実践の契機になったのではないかと思います。