今日、田んぼに水を張りました。
31日に本郷の皆さんと掃除をした堰に、大又川の清流が注ぎ込み、耕した田んぼに広がっていきます。
なぜだかわかりませんが、とても嬉しく、生きる気合がみなぎりました。
いいお米を作り、飛鳥神社に奉納したいと思います。
~~~「サムライ精神を復活せよ」から抜粋~~~~~~
稲作文化は、日本社会に共同作業を通じた共助文化を形成しました。稲作は人々をその土地と共に生きる文化を育みました。
その土地の自然風土、その土地のエネルギーである産土(うぶすなの)神、その土地の歴史と未来、その土地に生きた祖先、その土地のすべての生き物と一体となって生きる人々が在所共同体です。
その土地の歴史を継承し、未来を創造するため、その土地の生命活動に加わり、全力で生を全うしようとする人々です。在所共同体の生命活動は、人間が地球、そして宇宙の生命活動に参画する最も自然的な状態で、この在所共同体があっての国家、そして世界が存在するのです。
在所共同体は一体として成長する生命共同体ですから、個人の成長は社会の成長であり、そこから自然に共に生きる人々の横のつながり、祖先や子孫との縦のつながりへと広がります。絆と共助が生まれ、「まめまめしい」「気が利く」「思いやり」などの「和」の文化が育まれます。
その共生共存共栄の文化は慣習秩序を醸成し、「利他は徳」「人様に迷惑をかけない」「世のため人のため」といった社会規範が自然にできてきます。