第2回目のむすびの里勉強会は、「年金運用の実態」というテーマで実際に年金を運用しているトレーダーの方からお話を伺いました。
そして、アベノミクス以降、日本取引所、日本銀行、年金積立金管理運用独立行政法人、日本政府を挙げて、日本国民の資産が加速的に市場に吸い上げられている現状を確認しました。
大規模震災が、近々起こるであろうことはほとんどの国民が認識して対処準備を取っていますが、金融の大規模人災も近々起きるであろうことを認識している国民は少ないようです。
マネーに依存しているすべての仕組みが崩壊することを前提に、私たちは未来の準備をしなくてはいけません。
それは決して悲壮な覚悟ではなく、正しい人類の生き方を取り戻す絶好の機会です。
為替も金融証券も一切無価値になり、利息は異常なまでに跳ね上がっても、生きていける仕組みを今から準備するべきです。
それは、本来人間がそうしてきた「自立して生きていける共同体」の確立です。
特に日本は、そうした共生共同体を長い歴史の中で文化として育んできました。
私たちは、日本の共生文化をもとに、間もなく終わる「マネーによる支配」の先の社会づくりを進めていきたいと思います。