士卒復覚塾
問題意識と解決策
今世界は、市場中心のグローバル資本主義によって、本来人類が歩むべき正しい路線から著しく逸脱しつつあり、人類はおろか、地球環境全体までも荒廃へと突き落とされかねない危機に瀕しています。
この問題に、多くの人が気付き問題意識を持っていますが、有効な解決策が見当たりません。
それは、現状の制度に依存し、既存の政党や政治家に期待したり、司法や行政が正しく作用するものと思い込んだり、平和憲法があれば、あるいは、日米同盟があれば日本は平和だとか言う幻想に依存しているからです。
市場中心のグローバル資本主義の流れを変えるということは、近代以降の西欧文明を基準とした世界秩序を見直すということです。とても大きな変革です。
ですから、既存の制度やものの考え方では変革は無理です。既存の権力に依存していては何も変わりません。
正しいと思うことは他に依存せず、自分で実践していかなくてはいけません。毎日、自分自身が正しい生き方をすること。そして同志が集い正しい秩序の共同体を運営していくことが最も確実な変革への道です。
我々は、日本の伝統文化を通じて、この現状を再考し、人間の本来の立ち位置に戻ることを提案したいと思います。そしてそれを自ら実行する意志力と実行力こそが世界を正しい道へと導く唯一の解決策です。
日本文化伝道士とは
「日本文化伝道士」とは、共生共栄の日本の伝統文化を自ら実践し、共生共栄を目的とする集団や組織を相互にむすび、あるいは創造できる人です。
日本文化伝道士の養成要領
1年間、「むすびの里」で私たちとともに生活し、農業や林業などを通じて日本の「和の文化」を実践する塾です。
同時に「むすびの里」で主催する「武道教室」、「文化講習会」、「定期勉強会」等にすべて参加して、日本の歴史・伝統・文化を修学します。
また、身につけた日本文化を人々に教え伝え示すための特別の教育訓練をします。これは、荒谷が一対一で教育します。
日本文化伝道士の役割
「日本文化伝道士」は、国内外において、日本文化の「和の心」の価値を規範とする共同体の育成活動を実践します。
活動の場は、「むすびの里」のような田舎の集落だけではなく、都会の自治体、会社、クラブや勉強会等様々な形態の組織の中で、さらには、国際的社会復興支援活動において実践されることになります。
一人一人の「日本文化伝道士」が、世界中で、「利己主義を利他主義に」、「権利の主張を報恩感謝に」、「合理主義を道義主義に」、「自由競争を共助共栄に」、「グローバル・スタンダードをローカルスタンダードに」変える活動を展開することで、普通の人々から世界を変えていくのです。その牽引役が「日本文化伝道士」です。
塾生になるには
「むすびの里」に必要書類とともに申し込んでいただき、簡単な面接を受けてもらいます。
面接で適性を認められれば、いつからでも塾生になれます。塾生になってから1年間が塾生としての期間です。
塾生になると
1年間、「むすびの里」に居住して寝食を共にします。
日常は、農業を中心に飛鳥本郷の人達と共に生きるために、この地で独立して生きるために必要な仕事をします。
「むすびの里」の企画する武道教室、武道合宿、文化講習等にはすべて参加します。また、そのための準備を手伝いやり方を覚えるとともに、参加者とのむすびを育み人のネットワークを創ります。
仕事の合間や、夜の語らいでものの見方や考え方、生き方、今後の具体的な仕事等「日本文化伝道士」として必要な特別教育をします。
塾生として必要な能力を身につければ「日本文化伝道士」として認定します。
塾生終了後は、「国際共生創成協会」の名称を使って各種事業に取り掛かります。あるいは、「むすびの里」の家族型仲間として運営に携わります。
お問い合わせは、随時「むすびの里」までご連絡ください。